第4回小規模事業者支援専門家ミーティング@新潟
ロボ・ロボ
~その時、大木が倒れる大音響は鳴ったことになるのか?~
開催概要
日程:2024年4月19日(金)14時~18時
会場:新潟県新潟市「クロスパルにいがた」内会議室
開催趣旨
小規模事業者支援をお仕事にしている皆様で集まって交流を深めましょう、という趣旨です。
普段は、皆さんFacebookなどのSNSを中心にオンラインで情報交換・意見交換などコミュニケーションを取られていることと思います。
ただ、やはりリアルな場でお会いして話をしたり顔をみたりするのは交流を深める上でとても意味のあることだと思います。
「交流を深める」ことを主目的として、一堂に会してのミーティングを開催させていただければと思います。
研修会~事例発表
発表者: 武内正一郎さん
発表内容: 小規模事業者への支援事例
発表者: 河合里美さん
発表内容: 小規模事業者への支援事例
発表者: 小田芳幸さん
発表内容: 小規模事業者への支援事例
発表者: 多々納健一さん
発表内容: 小規模事業者支援あるある話
開催・参加実績
今回の参加者実績は以下の通りです。
| 地域 | 人数 | 会場参加 | オンライン参加 | IT資格者 | 支援機関・金融機関 | 行政等 | 他 |
| 新潟県 | 15 | 8 | 7 | 4 | 2(新潟西商工会) | 2(新潟市役所 デジタル行政推進課/新潟市議会議員) | 1(民間ITベンダー企業) |
| 東京都 | 6 | 5 | 1 | 6 | |||
| 埼玉県 | 4 | 3 | 1 | 4 | |||
| 神奈川県 | 1 | 1 | 1 | ||||
| 茨城県 | 1 | 1 | 1 | 1(常陽銀行) | |||
| 静岡県 | 3 | 1 | 2 | 1 | 2(伊東商工会議所/静岡県商工会連合会) | ||
| 岐阜県 | 1 | 1 | 1 | ||||
| 福井県 | 2 | 1 | 1 | 2 | |||
| 兵庫県 | 1 | 1 | 1 | ||||
| 岡山県 | 1 | 1 | 1 | ||||
| 広島県 | 1 | 1 | 1 | ||||
| 島根県 | 2 | 2 | 2 | ||||
| 愛媛県 | 1 | 1 | 1 | ||||
| 合計 | 38 | 24 | 14 | 26 | 5 | 2 | 1 |
サブタイトル(テーマ)についての解説
【ロボ・ロボ ~その時、大木が倒れる大音響は鳴ったことになるのか?~】
今回サブタイトルに付けた「ロボ・ロボ」というのは、1990年代に活動していた伝説の劇団「惑星ピスタチオ」が公演した演目のタイトルで、孤島に不時着して取り残された家電ロボットの繰り広げるドタバタ人間(ロボット)模様を描いた(ファンの間では)名作です。
この公演で販売されたパンフレットの見開き、一番最初に目に入るところにこんな言葉が載せられています。
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哲学に、こんな議論がある
誰もいない森の奥で、大木が倒れた。
その時、大木が倒れる大音響は、
はたして誰も聞いていなくても、
鳴ったことになるのか、
それとも、鳴ってはいないのか?
ともあれ、我々の知らない遠い島に、
その輸送飛行機は墜落した。
閃光とともに黒煙が舞い、大音響が鳴り響く。
誰かが、その音を聞いたのだ。
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内容的には、ごくオーソドックスな認識哲学の議論テーマをわかりやすく劇のイントロストーリーになぞらえただけ、のものですが、私(岸本)なりにこの哲学議論を、小規模事業者支援になぞらえて想いを巡らせてみました。
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小規模事業者支援をしているとこんな事がある。有名コンサルや大企業が見向きもしない片田舎で、ひとりの小規模事業者支援専門家がある小さな会社を支援した。その支援成果はメディアにも取り上げられず誰の実績とも言われなかったが、いつの間にか地域に波及して「デジタル化ノウハウのスタンダード」となった。誰も知らないその最初の支援成果、はたしてそれは支援したことになるのか?それともなってはいないのか?
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小規模事業者への支援は、「ごく小さな限られたエリア」でしかも「ごく小さな規模」の支援として発生します。また殆どの場合内容は「一見小さな、ごく限定的な内容のテーマ」のように見えます。このため、よほど周到な情報発信やプレスリリースをしながら支援をした、というのでもなければ、こういった個別具体的な支援の内容が広く世間に伝わることはありません。ところがこの「一見ごく限定的で小さな規模の支援」がきっかけとなって支援の奥行き・広がりが波及し、結果的に事業全体の支援に至る事がしばしばあります。また、その支援を聞きつけた地域の他の事業者や支援機関などに影響を与えいつのまにか同様の支援が周囲に波及することもしばしばあります。けれども、これら目に見える成果や波及効果に至っても「最初の小さな支援」がメディアなどに露出することは殆どありません。この「誰にも知られない、けれども着実な一歩」というのは、果たしてこの支援者の実績になるのか?ならないのか?私(岸本)の中の答えは明白です「もちろん、大いなる支援実績だ」【~その時、大木が倒れる大音響は鳴ったことになるのか?~】大きな、「記事や成果実績としてプレゼンし称賛を浴びるほど」の支援実績を年に何回も、何十回も挙げるようなことは、小規模事業者支援ではまずありえません。(というか、少なくとも私(岸本)が知る限り、本当に自分が汗をかいて支援実績を積み重ねている実務支援専門家でそういう人を一人も知りません)例外なく普段は「吹けば飛ぶような」と揶揄されても言い返せないような「小さな支援」「限定的なテーマの支援」を積み重ねています。けれども、それは支援実績として取り上げるべきかそうでないか?といえば・・・誰が見ているわけでなくても、誰に自慢できるわけでなくても、たしかにそこに「事業者の課題解決の一助として支援をした」という厳然たる事実があるのです。今回第4回目のミーティングでは、ぜひそんな「大所高所からの大きな支援実績や、メディアに取り上げられるような華々しいものではない」けれども「確かに、これが事業者の課題解決の入口となった」というような、超具体的な事例を情報交換しあいたいと思っています。
